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ライター:ちょいちょい
@ChoiChoiAdv

私は一人でスマホ向けゲームを開発することによって収入を得ています。自分で開発したゲームアプリをアップルやグーグルのアプリストアで公開し広告を表示したり課金アイテムを販売したりする事でマネタイズしています。同じように個人でスマホアプリを開発している人はそれなりの人数がいて、会社を辞めて独立して開発を始めた人、開発したゲームが大ヒットして働かなくなった人、最初は個人で開発していたけどちゃんとした会社になるまで成長した人、全然売れなくてどっか行っちゃった人など、いろいろな人がいます。

私はその中の一人として、個人アプリ開発者から見たブロックチェーン、特にブロックチェーンゲーム(DAppsゲーム)について意見を書きたいと思います。

 

現在のブロックチェーンゲームは下記のような形です。

 

・運営元がユーザーにキャラクターやアイテムをイーサリアムなどの仮想通貨で販売します。

・ユーザーはキャラクターを育てたり配合したりして、育てたキャラクターを別のユーザーに販売することもできます。

 つまり投資を兼ねてゲームができます。

・キャラクターを使って戦闘などのプラスアルファの楽しみがあります。

現在のスマホ向けゲーム市場との違いを軸に、ブロックチェーンゲームについて考えていきます。


 

1  ブルーオーシャン急げええええ

 

言うまでもなく、スマホアプリ市場は超レッドオーシャンであり、毎日沢山のゲームがリリースされています。長い年月をかけて丁寧に作り、周囲からの評価も高く、期待を込めてリリースしたゲームが爆死し、悲嘆にくれる事は珍しくありません。(爆死といってもヒットしていないゲームは話題にもされないので、開発者はレビューサイトに載って火がつかないかな?広告出すべきだろうか?テレビに紹介されないだろうか?などと不安と捨てきれない希望に苦しむ事になります。)

しかし、スマホアプリ業界は昔からこうだった訳ではありません。スマホアプリ黎明期にはしっかり作ったアプリは相応の評価を受け、1つのアプリの寿命も長く、テキトーに作ったアプリがうっかりヒットしちゃったりもしていました。

 

それを踏まえ某ブロックチェーンゲームを見てみましょう。

 

こ、これは・・・ただの紙芝居ではないですか!

 

この業界はいける!!!

 

いや確かに絵に個性があり、キャラクターのバリエーションも多いです。しかしこのどことなく感じる一昔前のスマホの放置ゲー感!少なくとも、まだゲームの種類が少なく、新しいアイデアが眠っている事は間違いないでしょう。とにかく新しいものを作りたい、そう考えている個人開発者達にぴったりです。

 

2 アッ○ルリジェクトうぜええええええ。ときどきグー○ルもね

 

アップルのAppStore やGoogle Playには公開するアプリのガイドラインがあり、それに則っていないアプリはストアから除外されます。もちろん、ストアのブランド価値を守るため、この事自体は当然でしょう。問題なのは、OK/NGの判定が必ずしも明確でなく、審査する人の主観に影響される事があるところでしょう。到底納得できない理不尽なリジェクトの恐怖、アプリ開発者はそれから逃げられないのです。

 

私も以前「隣にJKが引っ越してきた。ところで壁に穴を開けるのにちょうどいいドリルがある。」というタイトルのゲームを出そうとして、レビュアーと熾烈な戦いを繰り広げた経験があります。(これは内容的に当然でした。その際にはレビュワーの方々には大変ご迷惑をおおかけしました。)

 

また、両ストアとも心やさしきユーザーがせっかく課金してくれた売り上げの30%を持っていってしまうのです。もちろん、そういう課金機能をアプリケーションに持たせる事が簡単にできるようになったという事が素晴らしい事なのですが。

 

しかし、ブロックチェーンゲームにはそんな理不尽なリジェクトや課金の中間搾取もありません。

 

ブロックチェーンゲームではスマートコントラクト機能を利用する事で、運営元からユーザーへのイーサリアム等の仮想通貨でキャラクターやアイテムなどを販売する機能を比較的簡単に実現できます。また、ユーザー同士のキャラクターやアイテムの売買場所を用意し、運営元が手数料を取ることもできます。そこに運営とユーザー以外の第三者は必要ありません。

 

開発者は自分想像力の赴くままゲームを作り、心やさしきユーザーの課金のほぼ全てのが開発者に回ります。

 

私たちはもうリンゴ神(※)に怯える必要はなくなったのです!

(※)某iPhoneの会社を畏怖の念を持って呼称する言葉

 

3 やっぱ広告も無い方がいいよね

 

スマホアプリの個人・小規模開発は広告収入がメインとなる事が多いでしょう。有料アプリによるマネタイズ方法もありますが、私のようなバカゲー作者などは広告の方が収益が得やすいことが多いようです。個人開発者はいつもどこのアドネットワークがいいとかeCPM(※)がどうとかをツイッターでつぶやいています。ただし、ユーザーにはスマホの広告は親の仇のように嫌われているので、ちょっと多めに配置してしまったり、唐突に動画広告を見せてしまいようものならアプリのレビュー欄にぼろくそに書かれてしまいます。

(※)広告を1000回見てもらった時にいくら儲かるかがわかる魔法の数字

 

人混みの中で「広告多すぎ星1」と叫んでみましょう。ビクッとしたその人はアプリ開発者です。

 

更にいうと、開発者サイドとしても広告の設置は楽しくもないし、美意識に反するし、バグるし、正直自分でも邪魔だと思ってるしで、できればつけたくないのです。でもお金欲しいし・・・・

そんな葛藤の果てに開発者は涙を流しながら広告をつけているのです。

 

そう、仮想通貨をたくさんもらう事が出来れば、もう広告を貼らなくともよいのです。(でも今後状況が変わって広告マネタイズが普通になったらごめんよ)

 

ただし、事態はこれだけにとどまりません。開発したアプリの宣伝、アフィリエイトも第三者を挟まず、自前で作れるかもしれません。アフィリエイト用のリンクを発行し、そのリンクから来たユーザーの売り上げの一部を紹介者に還元する仕組みを考えます。

 

ブロックチェーン外ですること

・紹介用リンクの発行と紹介者のウォレットアドレスの取得

・獲得ユーザーとその紹介者の紐づけ(トラッキング)

 

ブロックチェーン上(スマートコントラクト)ですること

・売上の一部を紹介者と紐づけた情報とともにプールしておく

・紹介者が売上の一部を引き出せる仕組み

 

一番手間がかかり、厳密さを求められるお金の管理や送金等はイーサリアム等の仮想通貨とスマートコントラクトを用いる事で大幅に手軽になります。しらんけど。

4 IP(知的財産)のシェアリング

 

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